2020年06月30日

特別史跡大宰府跡「客館跡」が整備されました!

西鉄二日市駅の東口から北へ徒歩1分次項有

西鉄大牟田線と太宰府線に挟まれたところに、
令和2年5月、「客館跡」が完成しましたexclamation

IMG_3192.JPG


今から約1300年昔のお話。

当時アジアで一番栄えていた唐や新羅などの外国から、
日本に使節がやってきて交易を行っていました。
外国からだけでなく、日本各地から多くの人々が集まる大宰府
珍しい品々や、新しい文化があふれる国際都市でしたひらめき

船で入ってくる使節団は、まず博多に着きますが、
そのあと大宰府にやってきて、この「客館跡」に滞在し
大宰府政庁での外交儀礼や宴にのぞみました右斜め上

そこでは素晴らしい音楽が流れるんるん
最高級の食器で豪華な食事がふるまわれたそうですレストランバー
どんなお料理が出たのか、気になりますねーわーい(嬉しい顔)

当時の大宰府は奈良の平城京をモデルにして、
東西南北に碁盤の目のように街の区画がなされていました位置情報
東西の道路を、南北の道路をと呼び、
このような区画の仕方を条坊と呼びます。

IMG_3193.JPG


今はいろいろな建造物が建設されているので、
当時の条坊全体を見ることはできませんが、
展望所に上ると、東西に走る14条と15条の道路跡や
南北に走る2坊の道路跡がうかがえますぴかぴか(新しい)

IMG_3195.JPG


また、宝満山や四王寺山、天拝山など、大宰府の都を護り
古来より歌に詠まれてきた山々を見ることもできます目

IMG_3196.JPG

IMG_3197.JPG

IMG_3198.JPG



きれいに整備された「客館跡」は、
いにしえを学ぶだけの場所ではありませんグッド(上向き矢印)

緊急の際には、仮設のトイレや調理場が設置できるように、
災害時の対策もなされているそうですexclamation

IMG_3199.JPG

IMG_3200.JPG


明るく、青々とした芝生(現在は養生中)の「客館跡」は、
お散歩に最適かわいい

梅雨が明けたら、ぶらっとお出かけしてみませんか?
 (

posted by ボラセン at 11:41| 日記